～日々の出来事～

大正生まれの母の同年代の方が何人か同じ
町内に住んでいます。

お互いに行き来していますがそのうちの一人の
方が先日亡くなられました。

同じ年と聞いています、連休前だったかタケノコを
持ってきてくれました、家族でおいしく頂きました。
その時は玄関で座って少しの時間でしたが話を
していました。

先週入院されたと聞いて見舞いに行き様子を
聞きました、以前からいろいろ病気を持っていて
手術も受けていました、病室で少し会話ができ
足をさすってあげたら「ありがとう」と言っていた
とのこと、それが最後の会話でした。

お見舞いから5日後に亡くなられ家族だけでの
葬儀も終わりました。

晩年は病気と闘いながらの生活でしたが余り
表には出していなかったようでした、私が道で
あっても眼も悪かったようで判らないようでした。

東北地方の生まれで時々来て母との話し声の
なかに暖かななまりが聞こえてきました。
昔のことは全く知りませんが同じ世代ですので
きっと苦労されてきたことは容易に想像できます。

平成も22年を迎えています、明治、大正と昭和の
苦しい時代を生きてきた人が段々と少なくなって
いきます。
合掌
千の風になって

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