～日々の出来事～

深夜2時を回っています、信じられない光景が
テレビの画面に映し出されています。

地震発生は11日（金）14時46分、
自宅にいて知人に電話をしたところでした。
知人はマンション管理の仕事をしていますが
携帯電話の受話器の先で地震速報の案内が
聞こえてきました。

すぐに電話を切り2階から階下にいる母のところへ
行くのに5秒ほどでした。

まだ揺れてきてはいません、
「地震が来る」と伝え終わると家全体が揺れてきました。
いままで経験したことがない恐ろしい揺れ方です。

横揺れでした、まるで船に乗っているかのような
揺れ方です。
最初は少しの揺れでしたが段々と揺れが
大きくなってきました、
いつもなら「ガタガタ」という感じの揺れ方で
すぐに収まるのですが今回は時間とともに揺れが
大きくなっていきます。
1分以上揺れていたと思います、ユラユラ東西方向に
揺れていたようにも思いました。

本当に恐ろしいと感じる揺れ方でした、
揺れが収まり外に出てみると近所の方も出てきて
いました。一人で住んでいる方もいるので大変不安
だったと思います。

地震直後に停電となりました、
ラジオをかけると震源地は何日か前から続いていた
宮城、岩手とのこと。
余震も少ししてありました、外に出ている家族も心配
でしたが携帯電話は通じません。

このまま停電が続くと懐中電灯の電池がないので
近くの薬屋に行くとやはり停電で店は閉店して
いましたが緊急物資だけは販売していました。
10人ほどが並んでいましたが電池を買って家に戻ると
家族から電話が入りました。

金沢文庫あたりを歩いて帰宅途中なので迎えに
行きましたが国道16号線は停電で信号機が止まり
所々に警察官が出て交通整理をしていました。
車はほとんど動かない状態なのでバイクで迎えに、
落ち合う場所を決めていたのでほどなく無事に
帰ってくることができました。

幸いガスと水は止まりませんでした、
懐中電灯の明かりの下で簡単な夕食をすませました。
ラジオでは被害状況を伝えています。
子供たちとも連絡がつき東京や被害が大きい茨城に
住む兄弟ともに無事がわかり一安心です。

21時になりますが余震の不安で休むこともできずに
いました、洗面所の北側の窓を開けてみると先に
見えるマンションの灯りが点いています。
電気が復旧したようです、ほどなく家の灯りも点きました、
時刻は21時7分。
電気が止まると暖房をつけることもできず寒い中だった
ので助かりました。

すぐにテレビをつけました、ラジオで聞いていましたが
本当にひどい光景が流れていました。
広範囲で被害が出ているようです、
電車も止まり帰宅できない人が大勢います。
長男もまだ帰ってきません、車なので渋滞で時間が
掛かっているのでしょう。
11時過ぎにようやく戻ってきました、安心しました。

大規模な火災も起きています、雪も降ってきたり
被災された人たちは大変な一夜を過ごしていると
思います。
政府、関係者は被災者の救援に全力をつくして
ほしいです。
※NHKニュース：気象災害情報

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