金沢区発ボラバス-1 ― 2013/09/24 01:06
聞いて応募し、2週間前に事前説明会が行われ
20日~22日に掛け宮城県南三陸町へ行ってきました。
ボランティアなど今まで参加したことがなく少し不安
でしたが2年半が経った被災地がどのくらい復興して
いるか自分の目でみたいという気持ちが先に立ちました。
20日夜区役所に集合、
参加者は38名(男性15名、女性23名)、
年齢は若い方から年配者まで幅広く参加しています。
マイクロバス2台に分乗し出発、ドライバーはLSAの
ボランティアの方が交代で運転されます。
途中休憩を取りながら上の写真、石巻の道の駅
「上品の郷」に着いたのは明け方4時半を回っていました。
ここまでの距離は約470Km、やはり遠いですね。
※一般社団法人 東日本大震災生活支援協会
車中の睡眠は短い時間何回か眠った程度でした、
東の空が白みはじめています。
山影は上品山(じょうぼんさん)、標高467.8mでしょうか、
横浜とは気温がいくらか低いようで肌寒い感じです。
ここには被災した道路管理のパトロールカーが展示されて
いて大谷海岸と書かれた看板は大きく変形していました。
被災した時の写真と説明書き、
道路管理のパトロールカー、車体が大きく壊れています。
13Kmほど先の石巻市立大川小学校へ、
大津波で全校児童108人のうち74人が死亡・行方不明と
なっています。
朝もやに霞んでいるのは新北上大橋、
被災した大川小学校、校門の場所だったのでしょうか、
祭壇が飾られていました。
寂しそうに下げられた風鈴に胸が痛みます。
明け方の空から陽が小学校へも射してきました。
参加者全員で焼香し黙とうをしました。
学校の周りを歩いてみると当時と思われる掲示板が
まだ残されていました。
大川小学校を後にしバスで移動、北上川の護岸工事も
行われているようです。
南三陸志津川へ、バスの窓から「防災庁舎」がみえました。
取り壊しが決まったと出発の前日ニュースで聞きました。
JR気仙沼線「清水浜駅」でしょうか、鉄道が寸断された
ままの状態、
午前7時少し前「歌津」に入りGSで給油、
「三浦石油 歌津SS」とあります。
丁度スタンドが空く時間、店の方とボラバスのドライバーさん
は顔見知りで支援のお礼のポストカードを頂きました。
山の斜面には海外からの支援に感謝するメッセージボードが
掲げられていました。
今回はLSAでの活動に支援し拠点となる南三陸直売所
「みなさん館」に到着しました。
朝食後グループに分かれ支援に入ることになります。
続く、
※南三陸直売所みなさん館
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コメント
_ きこ ― 2013/09/24 16:20
_ 路央はは ― 2013/09/24 22:06
大川小の寂しいこと・・・。
まだ、見つかっていないお子さんがいらっしゃるんですよね。
一日も早く、親御さんのもとに戻られますように。
願わずにはいられません。
南三陸・・・思い出されます。
防災庁舎の取り壊しが決まったこと。
私も新聞で読みました。
重い現実が眼の前にある。
ただ、hideさんのようにボランティアバスに乗る人がいる。
確実にその分、前に進んだはず。
体だけでなく、心もお疲れかと思います。
どうか、ゆっくり休んでくださいませ。
_ hide ― 2013/09/24 22:34
こんばんは、21日に宿泊した民宿のご主人もオリンピックで
湧き被災地のことが忘れられてしまわないか心配されていました。きこさんの身近でも被災された方がいるのですね。
テレビなど映像でも津波の様子はみてますが2年半過ぎ初め
て被災地へ行き被災の広大な範囲に驚かされました。
映像で見る一部分ではなく見えるところが全て被災されたの
ですから、多くの方が手を差し伸べ復旧からやっと復興へと
歩み出したばかりと感じました。
_ hide ― 2013/09/25 11:09
こんにちは、リンクしていただきありがとうございます。
親御さんが不明の子供さんを探している記事を少し前に読み
ました。小さな子たちが犠牲になるのは痛ましことです。
自分に置き換えたら前に進めないような気がします。
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ハガキに目を開けているのか閉じていたのかわからないくらいの暗闇と書かれています。
ほんとうに突然襲ってきた大災害に言葉もありません。
これからhideさんの書かれる報告を読んでみたいと思います。
お帰り後すぐでお疲れでしょうが、よろしくお願いします。