安芸の宮島、尾道、倉敷、姫路城の旅Ⅴ2009/12/12 16:19

姫路城
瀬戸の海をあとに旅行の最終目的地「姫路城」へ、
山陽道に乗って130Kmほどで姫路へ到着しました。

山陽道分岐

一部は始まっていますが来年春から45年振りの
本格修理が平成27年春まで5年間行われます。
その間姫路城の見学が出来なくなるので今回の
ツアーに参加した訳です。

休憩所「高田の馬場」

遠くからもお城がよく見えます

11時過ぎにつき「高田ので馬場」で早い昼食をとり
見学に入りました、お城は遠くからもよく見えます、
信号を渡り桜門橋、大手門を抜けて三の丸広場
で団体さんは記念撮影。

国宝「姫路城」

姫路城前

大手門

三の丸広場からの姫路城

今回は専門のガイドさんがついて約2時間半の
見学になります、年配の女性でしたが細かい
説明でユーモアーもあってよかったですね。

菱の門

正面登閣口から菱の門をくぐると5層6階の大天守
と二つの小天守を間近に見る事が出来ます。
千姫ゆかりの西の丸につくと緑の松の間からお城
がとってもきれいに見えました。

菱の門からの姫路城

菱の門からの姫路城

千姫ゆかりの西の丸

外国の観光客、デジカメ画像チェック

にの門櫓の鬼瓦には十字紋が

にの門櫓の鬼瓦には十字紋が彫られていました、
キリシタンの名残りとか魔除けとか言われてますが
日本のお城ではめずらしいそうです。

姫路城の瓦紋

姫路城は1609年に完成したそうですが歴代城主が
城の修繕の度に瓦が取り替えられたので何種類も
屋根にのって並んでいます。

暴れん坊将軍の撮影された坂

暴れん坊将軍で撮影された坂を抜けようやくお城に
たどり着きました、靴を脱いでビニール袋に入れ
スリッパに履き替えます、城内は暗いため足元に
注意しないといけません、階段は急で頭上注意の
看板が目につきます、見ている内にぶつかる人が。

頭上注意

長壁神社

ようやく天守にたどり着きました、長壁神社が祭られ
ています、宮本武蔵の妖怪退治伝説でも有名です。
南は姫路駅方面がよく見えます、殿様になった気分
で天守を一回りし下りる事に、下りは特に注意が
必要です。

千姫ゆかりの西の丸

南は姫路駅方面がよく見えます

城内

城内

城内

お城を出て備前丸に、ここからのお城は少し違った
形が見えます、城は段々上の階にいくごとに小さく
なっていくと思っていましたが東南の角は2階と3階
が同じなのです、西側は一間小さくなっています。

お城の形

姫路城は戦火をまぬがれ今日に至っていますが
終戦で姫路に帰還した兵隊さんが無事だった城を
見て涙を流したとガイドさんが説明されていました、
よかったと思いがちですがお城の周りは焼け野原
で亡くなった人も大勢いたそうです、そういった事も
忘れないでこれからもお城のガイドを務めていきた
いと言われました。

先日の新聞に改修工事の寄付が思うように集まら
ないとでていました、年間1億円の目標に対して
8ヵ月で集まったのは3000万円余りとか、寄付に
よる特典で大天守の瓦の裏に署名できることが
抽選になるなど目標に届かない一因のようです。

長い期間の工事となりますが無事に進み平成27年
の春、きれいになった姫路城をまた訪れてみたい
と思います。

平日でもたくさんの観光バス

伊丹空港17時25分のJAL便で帰宅。
姫路市 姫路城公式ホームページ(姫路城大図鑑)
ようこそ高田の馬場